2019.06.01

マクアでのイルカ授業を終えてマカハに向かう途中、
海に4リットルサイズのプラスチックボトルがゆらゆらと浮かんでいました。
しか〜し、よく見てみると、なんとウミガメが一緒なんです。
多分、浮きがわりのボトルについていた釣り糸が絡まってしまい、
どうにも動けなくなったんだと思います。

そこで至急、クルーのマイカイとJBがウミガメを救出に水へ入りました。
ご覧のように大きなウミガメ、力も相当なもの。
ここはたくましいマイカイがウミガメさんをなだめて、
その間にJBが上手に釣り糸を外していきます。

二人のチームワークで無事に絡んでいた釣り糸を綺麗に取ることが出来ました。

こんなところでも人間の活動が野生動物に与える影響を見ることが出来ます。
ウミガメはジュースの缶を束ねるプラスチックの輪などもクラゲと間違えて
食べてしまうことがあるそうです。プラスチック製品を海に流さないよう、
日々、気をつけて行きたいと思います。

最後に、アメリカの法律でウミガメに触ることは禁止されておりますが、
今回は海上をパトロールしていた警察官立ち合いのもとで作業を行いました。

こうすけ